2011年7月10日日曜日

デザインパターンを(真の意味で)理解するために

デザインパターンを一通り勉強しようと、
日本語、英語問わずいろいろなウェブサイトを眺めているのですが、
いろいろとデザインパターンに対する疑問がわいてきました。

たとえば、有名なGoFの23パターンについて、
パターンの"粒度"もまちまちだし(一般的過ぎるものから、非常に限定された問題にのみ使えるものまで)、
分類の仕方もほかのやり方があるだろう、と感じました。

先人の知恵は示唆に富むものであることは重々承知なのですが、
深い理解のために知識を再構成することは非常に重要だと思うのです。
しかしながらウェブ上だと、
GoFの23パターンをずらずら説明しておしまい、みたいなところが多く見えます。
「もうちょっとなんか考えてから説明しろよ」と正直思ってしまいます。
で、いろいろ探して、参考になる(と現時点で思っている)次の2つを見つけました

デザインパターンを読み解く
Relationships between Design Patterns

前者は日本語のサイト、後者は英語で書かれた論文です。
どちらも、沢山あるデザインパターンの本質を考察し、
その位置づけや関係性を再構成しようとしています。
別にわかりやすくそれぞれのパターンを解説しているわけではないですし、
その解釈もこの両者で一致しているわけではありません。
しかしながら、このような努力は非常に素晴らしいものだと思いますし、
表面を舐めただけの解説よりも256倍ためになります。

今度からこれらのサイトを参考にしていきながら、
デザインパターンについてちょっと考えていきたいと思っています。
他にも参考になるものが見つかると尚良いのですが。
書籍のほうがまだマトモなのですかね?

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